【ロンドン旅行記】母娘旅 ロンドン準備編
６泊８日でロンドンに行った時の旅行記です。耳の調子（詳しくは耳管機能不全の記事にて）はわずかに上向きになりつつあり、贅沢な気分転換をしに海外に足を伸ばしてみた。事の経緯を細かく書く日記帳の旅行記です。
ロンドンに決めたきっかけ（ちょっと長い）
旅行と言えば国内ばかりで、海外に行ったのは18年前にたった一度だけ。行った先はアメリカのNYとオーランド。その時英語が聞き取れず話すことも出来なかったトラウマから、海外への強い憧れはありつつも、足を伸ばせなかった。
海外に行こうと決めたきっかけは、昨年仕事に忙殺され、気分転換に今度の週末にでも海外に行きたいと思い立つことが多かったけど、パスポートを持っていなかった。いつでも行けるように意を決して予定はないけどパスポートだけ作ったが、結局海外には行かずじまい。
そんな中、耳の療養のために仕事を退職し、それこそ気分転換に旅行に行こうかなと思ったのがきっかけ。めまいも吐き気もだいぶ治まったのでせっかくだから海外行こう！見たいミュージカルがNYでやってる！ミュージカルを堪能したい！との事で、NYに行こうと思った。
ただ、初海外から18年経った今も英語の理解力は進歩せず（いやむしろ後退？）ただただ不安。「YES」「NO」しか言えないためこうなったら道連れが必要。とのことで母に声を掛けてみたら、「ロンドンなら行きたい。一生に一度でいいから大英博物館に行きたい」との返事。
「なにっ!?そうきたか！」と。母は高齢。思い出を作る旅行に行くのもいいだろう。道連れになってくれるなら母の希望は聞いてあげたい。ミュージカルの本場はブロードウェイと思われがちだが、ロンドンのウエストエンドも本場。ブロードウェイでしかやっていないミュージカルを見たかったけど、ウエストエンドで定番物をみるのもありか。。。
「よし！ロンドンに行こう！」
やりたいことリスト
ミュージカルを見る
私の主目的はミュージカルを見る事。本来であればまだロンドン公演開始前の「HAMILTON」「Dear Evan Hansen」をNYで見たかった。どちらも大ファンで、いつか必ず見たい。日本公演で日本人キャストで見る機会があっても行かない（事実、「School Of Rock」の映画もミュージカルもファンだけど日本公演は見たくない。キャストが…腹が出てなく小汚くない、歌が上手すぎる主役なんてなんか違うんだもの）。ただ、２作ともロンドン未公演。母もいるので定番を見に行くことに。本当は毎夜見たかったけど厳選します。
※ちなみに英語は分からないけど、歌詞や話の流れは勿論わかる。
大英博物館
母の主目的の『大英博物館』に行く。残念ながらツタンカーメンは10年程前にエジプトに無事帰還したのが良くもあり、見たかったので残念という思いもある。
ナショナルギャラリーでダヴィンチとフェルメールを見る
一生に１度見るか見ないかの有名画家。日本で企画展があっても大混雑だし、行く機会もなかなか難しいので、この機会にこの目で見たい。
ハリーポッタースタジオ見学ツアーに行く
母娘ともハリーポッターのファン。本も読破し、Blu－rayを何度も見返すほど大好き。ただUSJは遠いので行ったことない。実際に使われたセットや小道具を見れるスタジオがロンドン郊外にあるのです。これは行くしかない！
イギリス料理を堪能してみる？
不味い不味いと未だに言われるイギリス料理。ただ、そんな話は昔のことで今は美味しいお店が軒を連ねているとのこと。やはり定番は押さえておきたい。「フィッシュ＆チップス」「ローストビーフ」「アフタヌーンティー」を堪能することに。
様々な予約
ちなみに準備はすべて私。母は一切手伝ってくれず。旅行は計画を立てない信条だけど、さすがに慣れない海外でそういう訳に行かなかった。めんどくさかった～
航空券付きホテル予約（いわゆるツアー）
わからない。どこで予約すればいいのか。わからないから「トラベルコちゃん」のお勧めのままに予約しました。ただ、ここで母から「飛行機は直行便で「JAL」か「ANA」で」との事。ロストバゲージや何かあった時に日本の会社だと安心だからという理由でした。私も母もANA会員のためANAを利用することにし、ロンドンはホテルが高いという中から安めのビジネスホテルのような三ッ星の『ナショナルロイヤルホテル』を選びました。
このホテル、トリップアドバイザーでもGoogleの口コミでも賛否が分かれすぎててめちゃ怖い。写真も汚いのから綺麗なのまで様々。こういう時酷評ばかり目に留まるのですよね。実際目にするまでハラハラでした。
旅行会社は「旅工房」さん。
2019/11/13～2019/11/20 ANA往復 ロイヤルナショナルホテル泊
の旅に決まりました。
ハリーポッタースタジオ見学ツアーチケット予約
スタジオ見学ツアーにはチケットだけ取り、自力で現場まで行くか、ロンドンからバスツアーを利用するかが選べました。私たちは英語が出来ず、初めて行くロンドンの為、便利なバスツアーを選択。
・Evan Evans Tours
ツアー会社までは自力で行かなくてはいけませんが、送迎してくれるので大変助かりました。ただし、終りの時間が決まっているツアーなので滞在時間は４時間ほどでした。人によっては物足りないかもですね。
ミュージカルチケット
毎夜ミュージカルを見ても良いと思っていたけど、現実は母の体力的に厳しく、一人でも行きたいんだけどと言うと渋られた。仕方なくまず何のミュージカルを見るか母と協議した結果、母が「オペラ座の怪人」が見たいとのこと。「ぐぬぬ。母がそういうならオペラ座見るか」とすべて母の意見通りになる。
せめてあと一作、見たいのがある！との事で提示したのが「レ・ミゼラブル オールスターステージコンサート」。現在ミュージカルのレミゼは劇場の改装で休演。ただし、期間限定で25周年記念コンサートのような演目を行っているとの事で、こちらを行くことを切望。25周年の時のジャンバルジャンのアルフィー・ボーがメインで、ジョン・オーウェン・ジョーンズもジャンバルジャンで参加。
なんとも夢のようなチケットの手配に利用したのがこちら。
チケットの取り方など丁寧に記載されていて大変参考になるサイトです。座席指定でチケットが取れるのも良い所。こちらで2演目のチケットを取ろうとしたら、旅行期間中は満席ばかり。。。！なんと！ショック過ぎて、毎日サイトを除いていたら、チラホラ空席があったり埋まったり。どういう仕組みか分かりませんが、毎日張り付いていたお陰で、２演目とも良い席をGET出来ました。
「座席が埋まってる。。。」と残念がる前に、こまめにチェックがお勧めです！
アフタヌーンティを予約
アフタヌーンティの本場と言えばイギリス。手ごろなカフェで楽しむより、老舗で堪能してみたいと思い、王室御用達の「フォートナム＆メイソン」を選びました。
日本にもお店はあるし行ったことあるけど、本場で体験したいのさ。
上記のオフィシャルサイト（英語）で予約が出来ます。
ローストビーフと言えば『Rules（ルールズ）』
『ルールズ』は憧れの場所。大好きな英国ドラマ「ダウントンアビー」の食事シーンで利用されていて、実在するロンドンで一番の老舗レストラン。おしゃれして足を運んでみたい。しかもローストビーフが絶品とは、行かないと後悔する。
遅くとも1週間前には予約必須。。レストラン予約。。英語。。。と悩んだ挙句お金で解決することに成功しました。
ここで国とレストランを選択すると手数料を払えば予約を代わりにしてくれます。１件500円でした。通じない言葉で間違った予約をするよりこちらで予約した方が確実なので、500円は安い！と言いきかせこちらを利用。
海外Wifiの予約
旅行会社と提携していて、2～3000円安くなるので即決で「イモトのWifi」にしました。
大容量（500MB/日）プランで申し込んだんですが、設定をしっかり行っているのに何故か数回制限がかかってしまい追加料金を払いました。説明書にある設定や注意点は全部守っていて、検索や地図アプリの使用だけなら問題ないって書いてあったのに...何故？あと肝心な時に繋がりにくい時が頻繁にあったので、次回からは違う会社を利用したいと思います。
スーツケースレンタルの予約
スーツケースは3～4泊分までのしか持っておらず、置く場所もない。レンタルするしかない、と安い所を探し見つけたのがこちら。
準備日と返却日を含め10日間のレンタルの送料込みで6,210円でした。探した中でも安く、送料込みっていうのが魅力的。だって、140サイズだとして往復で4,000円近く送料がかかることを考えれば、スーツケース代は10日で2,000円。１日200円。うーん安い。この計算が間違っていても安い。
レンタルが遅くなって「サムスナイト」しか在庫がなく、そのスーツケースの持ち手がＴ字で、荷物をゴロゴロするにはかなり不便。つーか手が痛い、力が入らない。それ以外は大満足！
事前に準備したのはこんな感じです。あとは細々と必要なものを購入するなどだけです。この時点でお金を沢山使った気がして、準備だけでグッタリでした。。
