【八重山旅行記】7日目 八重山の穴場スポット黒島&石垣の綺麗な夕日を求めて
【八重山旅行記】7日目 八重山の穴場スポット黒島&石垣の綺麗な夕日を求めて※2015.6の情報
旅行者にとって大きな目的がないと行かないであろう黒島。知名度も高くなく、観光客は少ない。ただ八重山一の綺麗な海が見れると言われている島。
地図を見てもわかる通り、名の通った石垣、竹富、小浜、西表、波照間に囲まれて良い位置にいるのにも関わらず、私は知りませんでした。
ただ、海の綺麗さは半端ない(八重山一と言われている)、観光客が少ない、坂道がほぼないので移動がしやすい、人口よりも牛が10倍多い(!?)というポイントに釣られここしかない!と黒島行きを前日に決定。
あ、一つ注意点が。黒島に限らないけど自動販売機の飲み物が離島価格です。水のペットボトルでも160円したので船に乗る前に購入することをお勧めします。
- 黒島はレンタサイクル必須です!
- 見わたす限り、牛・牛・牛
- 気さくなおばちゃんが迎えてくれる「お食事処 あ~ちゃん」
- 必見の美しさ「仲本海岸」は干潮時がおすすめ
- 島の人々の暮らしを知る「黒島ビジターセンター」
- 一見の価値あり「黒島研究所」※猫ちゃんもいるしね!
- 八重山の中でも屈指の美しさ 黒島「西の浜」へ
- 日の入りの穴場?石垣島底地ビーチ
海に入ることも想定した格好でホテルを出発し、離島ターミナルへ高速船チケットを求めに窓口に行ったらまさかの一言
「今日は潮位が高いので、全てのビーチで遊泳禁止ですがいいですか?」
がーん。まじかー、とがっかりしたけど、ここまで来て行かないという選択肢はないので9:30発の黒島行に乗船しました。石垣~黒島間のフェリーは5本(繁忙期は6本)しかないので、時間には注意が必要です!
私以外に乗っている人は2人で合計3人。しかも2人は地元っぽい人だったので、観光客は私1人。乗船時間は約30分。以外に遠いし、やっぱりこの日は波が高く結構揺れました。
黒島はレンタサイクル必須です!
黒島に到着し、移動手段である自転車を借りるべくターミナル(黒島の場合は船乗り場って言葉の方が似あうな)を出た目の前にある「ハートランド」さんというカフェに行きます。
こちらではカフェ業&レンタルサイクルを営んでいるお店。1時間200円で自転車を借り、黒島の地図も頂いて出発!この地図が大変役に立ちました!
見わたす限り、牛・牛・牛
目指すは綺麗だと有名な「仲本海岸」。お店からひたすら真っ直ぐすすみます。
坂道が無いので、移動にはすごく助かりますが何せ暑い!日陰が無いので暑すぎる。そして、本当に何もないです。
こんな素敵な道が延々と続きます。が、暑い。
木の下にゴツゴツしたものがありますが、全部牛。暑くて牛も日陰に避難してます。こんな景色があちこちに(笑)人間の私は日陰もない道をひたすらゼイゼイ言いながら漕いでます。途中草むらが動いて見た先には牛さんが。そんなとこで何してんの?
気さくなおばちゃんが迎えてくれる「お食事処 あ~ちゃん」
途中暑すぎて、お腹もすいてて食事処の看板をみてお店に飛び込んだ先は「お食事処 あ~ちゃん」さん。
店に入るや否や、おばちゃんが「あつかったでしょ~。すぐ冷たいお茶持ってくるね」ととっても優しくしていただきました。心にしみます。。。!
注文したのは八重山そば。
ちょっと出汁が少ないのが残念だったけど、とっても美味しかったです。他にお客さんもおらず、ゆっくり島時間を味わいながら食べられました。
おばちゃんに、「「黒島研究所」っていうのがあるからよかったら行ってみるといいよ、このすぐ裏だから」と教えてくれました。この旅であんまり人と会話してなかったので、気さくなおばちゃんとのおしゃべりは楽しかったです。美味しく完食して、海を目指します。
必見の美しさ「仲本海岸」は干潮時がおすすめ
「あ~ちゃん」さんからは自転車で5分程で仲本海岸に着きます。予想を裏切らない美しい海です。
波がかなり高いんですが、凪いでるときは、浅瀬が続いてきっともっとずっと綺麗なんだと思います。
ちょっとした崖があるので、上から海を眺められます。奥に見えるのは位置的に西表島かな。
この崖の下で小休憩。人っ子一人いないんです。
波が高いのは残念で仕方ないです。これはリベンジするしかない!ただし、事前に調べた時に、仲本海岸は潮の流れが激しくなることがあり要注意と聞きましたので楽しむ前に十分な情報収集が必要ですね。
ひとしきり休んだのでさっき「あ~ちゃん」のおばちゃんに教えてもらった「黒島研究所」に行ってみます。が、本当に危険な暑さ。仲本海岸にはシャワーがあり、私はラッシュを着て下には水着を着ている。うん、これはシャワーを浴びるしかないと、軽く頭からかぶりました(笑) でもこれをやって正解。熱中症予防にもなるし、30分もしないうちに完全に乾くので、個人的におすすめ。ただ、ここまでで500mLのお水がなくなったので、仲本海岸にある自動販売機でお水(160円)を購入しました。
仲本海岸から黒島研究所経由で帰るにはこのルートで行きたいと思います。
島の人々の暮らしを知る「黒島ビジターセンター」
自転車を走らせるけど、暑さにやられ一度休憩。どんだけ体力ないんだろう(笑)
立ち寄った先は「黒島ビジターセンター」
http://www.yaeyama.co/island/kuro/kuro_manabu03.html
島の人々の暮らしなどを見聞きすることが出来ます。農具のようなものも展示してあります。
黒島だけではなく、沖縄本島の戦争の話は良く見聞きしますが、八重山も戦争で大きな悲劇がありました。歴史を知り、過去に被害にあった方々と現在島で暮らしている方への敬意を持ち、現在こうして島を訪れ楽しめるのも島の方々の努力あってこそであることを忘れずにいたいですね。
一見の価値あり「黒島研究所」※猫ちゃんもいるしね!
少し話が逸れましたが、少し体力回復したので再び自転車で「黒島研究所」に向かいます。ビジターセンターから自転車で2~3分で着きます。途中草むらに羊が。牛に続き羊です。そんなとこで何してんの?(2回目)
研究所は大きく看板が出てるので見つけやすい。
中にはウミガメの生体について詳しい展示、実際にウミガメが水槽にいたりして内容が濃いので結構な時間見ることが出来ました。
何故かクジャクがいる(笑) クジャクを見るのは小学生以来ですが、やっぱり美しい生き物ですね。頭飾りがついている鳥なんて、ニワトリしか知らないですもん。
そして黒島研究所にはかわいいこがいました!
こちらで飼っている猫ちゃんなんでしょうね。お名前聞けばよかった。人を嫌がることもないので私も少しここで休憩させてもらって、気づくと寝てました。
かっわいい!
癒しですね。。
八重山の中でも屈指の美しさ 黒島「西の浜」へ
さて、まだ船の時間までかなりあるので、綺麗な海で有名という「西の浜」が帰り道の途中にあるので向かいます。未舗装かつ自転車が通れないほど結構緑が生い茂っている場所があったので、足がむき出しの人は少し枝で怪我してしまうかも。私はラッシュを履いているので大丈夫でしたが。
ちょっと海岸まで行くのが大変ですが、西の浜、とにかく綺麗です!今回の旅で石垣、竹富、西表と海岸をいくつか見てきたけどダントツの美しさ。波が高いのが本気で悔しい。ちょっと残念なのが海洋ごみが多いこと。お隣の国のラベルのゴミがとにかく多く、お掃除もしきれないんでしょうね。でも海の綺麗さはピカイチです。ここは何時間もいれます。ご覧の通り誰もいない(笑)
そりゃもう、こんな写真撮りたくなりますよね。ひどい恰好ですがお気になさらず。
おしゃれより日焼け対策です。人が多くなるのが嫌なのでお勧めしたくないほど(笑) ターミナルの真横にある海岸なので、船の時間までここで過ごしたかったけど、暑すぎたので、自転車を返しがてら「ハートランド」さんでコーラを飲みながら休憩。この時のコーラは人生で一番おいしかったかも(笑)冷房のありがたさを痛感しました。
さて、石垣に帰ります。船着き場はこんな感じ。
もちろん帰りも船の中はガラガラ。
日の入りの穴場?石垣島底地ビーチ
一旦ホテルに帰って着替えを済ませ、さて、何しようとしきりに考え天気が良いので夕日を見に行くことに!すぐ夕日がきれいに見えるスポットを検索して、「底地ビーチ」が非常に綺麗な夕日がみれる場所という情報を発見。この時点で18時。6月末の石垣の日の入りが約19時半。ホテルから底地ビーチまで約30分。余裕で間に合う!ということ急いで向かいました。こういう時にレンタカーはありがたい。
少し暗くなってきてて駐車場にやや迷い、時間的に焦ったけど無事着きました。ビーチ用の無料駐車場があるのがありがたい場所です。
穴場なのか、たまたまなのか分かりませんが、見る限り人が5~6人くらい。日が落ちる頃には2~3人くらいになるのでゆっくり夕日を見たい人には断然おすすめです。
ね、だーれもいない。
ビーチには可愛い足跡二つ。
犬の足跡と鳥の足跡。かわいい♡
ただただ波の音だけを聞いて、ほぼ人がいない状態で夕日を独り占めです。
日が落ちる瞬間までしっかり見ることができました。
なんかこの写真が好きなんです。赤ちゃんを連れた親子の写真。素敵なご家族でした。
日がとっぷり暮れて、駐車場までは
闇
竹富島ほどではないですが、かなり暗いのでiPhoneの懐中電灯が役立ちます。
急きょ夕日を見に来たので、毎日通おうと決めた18時閉店の「コーラルツリーカフェ」さんには残念ながら行けず。。涙
明日で帰るのが本気で嫌すぎて泣ける。勇気があればマジで採用ブッチしたいけど、勇気皆無なので帰ります。